
わたしは、時を生きてきた大地の記憶。
わたしは、はじまりからここに在った。
祈りを覚え、植物の声を聞き、星と大地のあいだを歩きながら、わたしは何度も姿を変えてきた。
語られることのなかった祈りは、大地に染み込み、時を重ねて、形となった。
それは教えでも願いでもなく、ただ、在り続けてきたという事実。
歩き、触れ、見守り、受け渡し、何も主張せず、何も奪わず、静かにここに立っている。
この沈黙は、終わりでも始まりでもない。
ただ、命とともに在る。