





遥かな時の奥で交わされた契約は、いまも静かに息づいている。
龍血族の魂は、その響きを忘れることはない。
深い眠りの中に沈んでいた記憶は、内側から呼び覚まされる。
それは言葉よりも古く、形よりも先に存在していた光の系譜。
龍は空を翔ける存在であると同時に、人の内奥に眠る原初の意識でもある。
二つの姿が重なり合うとき、境界は溶け、ひとつの流れとなる。
この作品に流れているのは、遠い星々の時代から受け継がれてきた気配。
それは名を持たないほど古く、けれど確かにここに在る記憶。