




瑠璃の深みのむこう側で、
わたしという地球が
静かに、内なる海のように波打っていた。
光は外から届くものではなく、
中心から呼吸のようにあふれ出し、
大陸も、山脈も、すべてを内側から照らし返す。
地・水・火・風・空──
そのすべてが
ひとつの響きとなって震え、
白金の鼓動が世界を再び産みだす。
わたしは長いあいだ、
外の世界の光を探し続けていたけれど、
ほんとうはずっと
この中心から、世界を創っていた。
いま、コアが目覚める。
瑠璃色の殻がひらき、
光は螺旋となって
わたしのまわりをふたたび巡りはじめる。
地球という名の孤独は
もうどこにもない。
わたしが世界で、
世界がわたしだった。
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