




この作品群は、古代より受け継がれてきた象徴の奥に存在する、
“原型としての意識構造”を描いている。
神々や存在たちは、信仰の対象としてではなく、
意識の深層に刻まれた普遍的なパターンとして現れる。
それぞれの姿は異なりながら、
同一のコードから展開された多様な表現であり、
宇宙と人間意識を繋ぐ鍵として機能している。
黒と白の対比は、可視と不可視、
顕在と潜在の境界を示し、
そのあいだにある領域こそが本質であることを示唆する。
この作品は、形の奥にある“構造”を思い出すためのもの。
私たちが神と呼んできたものは、
外側に存在するのではなく、
すでに内側に組み込まれている。